「自動運転の目」と呼ばれるLiDARを開発するドイツ企業Blickfeldの製品が、日本国内で販売開始される。自動運転向けの高精度地図を作製することにも活用でき、注目を集めることになりそうだ。
日本のネクスビジョンテクノロジーズ社と協業し、最先端のMEMS方式3D LiDARセンサーを日本で販売する形。販売するのは「Blickfeld Cube LiDAR」という製品で、報道発表では「世界最小で高精度なLiDAR」と説明されている。
報道発表では、LiDARを使用したIoTソリューションの販売も開始するとしており、その例として、高精度地図の作製のほか、「駐車スペースの検出」「人の検出と数のカウント・警告」「エリア内への立ち入りの検出」「交通の監視」を挙げている。
発表によれば、同製品については現在量産プロセスを構築しており、2020年春には低価格化が実現するという。
Blickfeldはミュンヘン工科大学卒の技術者3人が2017年に創業したスタートアップ企業。特に低価格化や小型化に力をいれてLiDARを開発している。
【参考】LiDARについては「LiDARとは? 自動運転車のコアセンサー 機能・役割・技術・価格や、開発企業・会社を総まとめ|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 26, 2018