株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市/社長:有馬浩二)は2018年10月31日に決算発表を行い、2018年4~9月期の連結決算では売上収益は前年同期比11.1%増の2兆6250億円だった。営業利益は25.5%減の1524億円で、純利益は26.0%減の1141億円に留まった。
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市販・非車載事業における売上収益では、トヨタグループが45.5%、トヨタグループ外が43.1%を占める。トヨタグループ外ではホンダが最も大きく、FCA、GM、フォード、現代・起亜、マツダと続いた。
製品別の売上収益では、「モビリティシステム」が前年同期比50.1%増の4096億円と大幅に増えた。「その他自動車」の同67.9%増と伸びが目立った。金額的には「サーマルシステム」が7098億円で最も大きかった。
決算発表ではデンソーグループの2021年中期方針についても発表された。電動化と自動運転分野で世界をリードするため、車両統合プラットフォームのデファクト化を進めることや、モビリティサービスで新たな価値とビジネスモデルを創出することなども盛り込まれた。
【参考】関連記事としては「デンソーの自動運転・LiDAR戦略まとめ 開発・提携状況を解説」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 3, 2018