株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市/社長:有馬浩二)は2018年10月17日までに、組み込みソフトウェア開発を手掛けるイーソル株式会社(本社:東京都中野区/社長:長谷川勝敏)に約1億7000万円を出資したことを明らかにした。自動運転やコネクテッドカー向けの車載用電子プラットフォームの開発を加速することが目的とみられる。
デンソーは2016年にイーソル社などと合弁会社を設立し、車載向けのソフトウェア開発に力を入れてきた。今回の出資によって技術顧問契約を締結するほか、両社間の人材交流も加速させて連携を一層強化させる。
報道発表でデンソーは、次世代自動車技術の開発が加速している自動車業界において、電子製品などの大規模化や複雑化が加速していると指摘。今後はソフトウェアの書き換えや機能拡張なども含め、「サービスとの連携など、外部とつながることで生まれるさまざまなニーズに柔軟に対応できる、新たな車載用電子プラットフォームが必要」としている。
【参考】関連記事としては「イーソル社の「eBRAD」、各運転手の特徴を踏まえた自動運転AIを自動生成」も参照。
各運転手の特徴を踏まえた自動運転AIを生成…イーソルが開発中|自動運転ラボ https://t.co/PDQRTLHBgX @jidountenlab #イーソル #パーソナライズ #自動運転 #AI
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 9, 2018