日本と中国が自動運転技術やAI(人工知能)技術の開発で連携する。安倍晋三首相が2018年10月に訪中した際に習近平国家主席らと合意する見込み。共同通信が2018年9月24日までに日中関係筋の話として伝えた。
報道によれば、「イノベーション対話」を日中間で設立して先端技術分野での連携・協力を加速させる。安倍首相は10月23日から25日まで中国に滞在し、習国家主席との合意によって年内の初会合開催に道筋をつける。
自動運転をめぐっては、世耕弘成経済産業大臣が2018年5月に来日したミャオ・シュー中国工業信息化部部長と会談し、自動運転政策を議題とする課長級対話を開催することに合意していた。
自動運転社会をグローバル規模で実現するためには、通信インフラなどの国際的な基準作りも不可欠であるとされ、車両開発だけではなくこうした分野でも日中が協力していくものとみられる。
【参考】詳しくは「日中、自動運転開発で連携強化 トヨタなども中国重視姿勢|自動運転ラボ」も参照。
日中、自動運転開発で連携強化 トヨタなども中国重視姿勢 https://t.co/UcsSMOIqES @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) May 31, 2018