東京都、SBドライブとZMPの支援決定 自動運転レベル3の実証実験へ

AI(人工知能)やICTなどを活用


「自動運転技術を活用したビジネスモデル構築をサポートする」——。東京都の事業支援プロジェクトに、SBドライブ株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:佐治友基)と株式会社ZMP(本社:東京都文京区/代表取締役社長:谷口恒)のプロジェクトが決まった。事業を受託した日本工営株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:有元龍一)が発表した。







この東京都の事業は、自動運転技術に人工知能(AI)やIoTなどの先端技術を組み合わせた民間企業のビジネスモデル構築を支援するというもの。SBドライブ社とZMP社のプロジェクトはどういう中身なのだろうか。

■SBドライブ株式会社:自動運転バスを使ったプロジェクト

SBドライブ社が神奈川中央交通と共同で行うプロジェクトのテーマは「郊外部住宅団地での自動運転バスのよる移動手段創出」。プロジェクトは多摩市の多摩ニュータウンで実施する。遠隔運行管理システムを使って車両の内部と外部の状態を監視するほか、AIによって乗客の状態などを検知することで、転倒事故などを未然に防ぐ取り組みなども行うという。

定員22人の小型バス「日野ポンチョ」を使用し、車線の変更や右左折、停止などは全てシステム側が操作する。緊急時のみ人が運転に介入する形で、自動運転レベルに当てはめると「レベル3」程度に相当するものとみられる。

【参考】6段階に分かれている自動運転レベルの定義について「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説|自動運転ラボ」を参照。

■株式会社ZMP:自動運転タクシーを使ったプロジェクト

株式会社ZMPが日の丸交通株式会社と共同で行うプロジェクトのテーマは「都市部での自動運転タクシーによるサービス実証」となっており、東京都内の千代田区から港区のエリアで実施予定という。ICT(情報通信技術)を活用した自動運転タクシーの予約・配車・決済などについて、実際に実証実験を行う。

トヨタ自動車のミニバン「エスティマ・ハイブリッド」の車両を使用し、SBドライブ社と同じように車線変更や右左折、停止などは自動運転システム側が担い、緊急時のみ人が介入する形となる。自動運転レベル3相当だ。

【参考】日本工営の詳しい発表内容は「プレスリリース」を参照。







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