神奈川県は2019年9月10日までに、生活支援ロボットの実用化を推進するための「最先端ロボットプロジェクト」の採択案件を決定したと発表した。応募は4件あり、このうちの2件を採択したという。
採択案件のうち1件は事業名が「Low-Speed Automated Driving(低速自動走行バス)による無人移動サービス実用化に向けた自動走行実証」で、事業実施者は相模湖リゾート株式会社(相模原市)と富士急行株式会社(山梨県)となっている。
具体的には、自動運転バスの実証実験を「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」の私有地内で行い、最終的にはこの場所での実用化を経て、神奈川県の公道での実用化につなげることを目標にするという。
自動運転バスはハンドルがついていない車両を使用し、バスには自動運転の目とも呼ばれる「LiDAR(ライダー)」や慣性計測装置(IMU)、通信モジュール、ドライブレコーダーなどが搭載されているという。
県側はこの自動運転バスの実用化に向けて、モニターの公募やPRの支援などで同事業に協力するという。
【参考】関連記事としては「ソフトバンク、神奈川県とMaaS事業推進などで協定締結」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) February 11, 2019