対話アプリ大手のLINE株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:出澤剛)は2019年9月10日、AI(人工知能)カーナビアプリ 「LINEカーナビ」の提供を開始したことを発表した。
このカーナビアプリは、LINEが開発するAIアシスタント「Clova」を使って音声操作をすることが可能だという。これにより、車を運転中も声でカーナビアプリを操作することが可能になる。
同社は報道発表で「12月に控える運転中の『ながらスマホ』厳罰化を前に安全・便利なドライブ体験を可能に」としている。このカーナビアプリはトヨタ自動車のハイブリッドナビエンジンと連携していることも特徴だという。
LINEカーナビでは、音声操作で目的地の設定が可能なほか、音楽の再生や運転中のLINEメッセージの送付などもすることができるという。利用は無料で、カーナビアプリで使われている地図情報も「最速、再頻度」で自動更新されるという。
今後アップデートを頻繁におこない、将来的にはLINEカーナビの利用傾向などを分析し、アプリによるルート案内をパーソナライズする機能なども搭載させていく予定だという。
【参考】関連記事としては「経路検索大手のジョルダン、LINE上でサービス提供開始」も参照。
経路検索大手のジョルダン、LINE上でサービス提供開始 https://t.co/mo7dsTN89F @jidountenlab #ジョルダン #LINE #経路検索
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 5, 2019