日立、クラリオンを売却900億円で仏フォルシアに売却 自動運転開発では協力維持

2016年に連結子会社化



株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区/執行役社長兼CEO:東原敏昭)は2018年10月26日、カーナビ事業を展開する子会社のクラリオン株式会社を売却すると発表した。売却先はフランスの自動車部品メーカーであるフォルシア。売却額は約900億円。


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クラリオンは1940年に電池式家庭用ラジオの製造会社として創業し、日立はクラリオンを2016年に子会社化していた。クラリオンは現在は自動車向けのクラウド情報ネットワークサービスなどのシステム開発なども行っている。

今回の売却によってクラリオンは日立の連結子会社ではなくなるが、発表によれば、日立と日立オートモーティブは自動運転分野における開発を進めていくため、今後もクラリオンとの協力関係は維持する。


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