ドイツ勢の自動車部品世界大手ボッシュと自動車大手ダイムラーは、2019年下半期から自動運転車を使ったオンデマンドライドシェアサービスの実証実験を開始する。2018年11月15日までに発表した。自動運転車には無人走行を実現する自動運転レベル4(高度運転自動化)以上に相当する技術を搭載する。
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実証実験には、ダイムラー傘下のメルセデス・ベンツの旗艦モデル「Sクラス」を使った自動運転車両を使用する。発表によれば、特定地域の住民などにサービスを提供する予定だという。
サンノゼのSam Liccardo市長は実証実験について「自動運転車両がどうすれば未来の交通ニーズをうまく満たすことができるかを模索する良い機会となる」と語っている。サンノゼは現在100万人以上の人口を抱え、今後の人口増加も見込まれている。人口増加に伴った交通施策を検討する市にとって、今回の実証実験は大きな関心事であると言える。
【参考】関連記事としては「【最新版】自動運転車の実現はいつから?世界・日本の主要メーカーの展望に迫る|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 22, 2018