ドイツ勢のボッシュとダイムラー、無人自動運転車にエヌビディア製AI採用

演算能力は1秒320兆回



エヌビディア製のDRIVE Pegasus=出典:エヌビディア社プレスリリース

完全自動運転車の開発でタッグを組んでいるドイツ自動車部品大手ボッシュとドイツ自動車メーカー大手ダイムラーは2018年7月11日、報道発表を行った。米半導体大手エヌビディアが開発を手掛けるAI(人工知能)コンピュータボード「DRIVE Pegasus」を完全自動運転車と無人運転車に採用するようだ。

ボッシュとダイムラーは既にドイツとアメリカの両国で自動運転の開発を進めていることなどで知られている。両社は2020年代に入ってから早期に自動運転レベル4(高度運転自動化)以上の完全自動運転車を発売開始する計画を立てている。


【参考】自動運転レベルの定義については「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説|自動運転ラボ 」も参照。

エヌビディアは自動運転向けAI開発で世界的に注目を集めてきた。DRIVE Pegasusは1秒当たり320兆回の演算が可能な性能を有している。


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