【自動運転ラボ白書】必読!自動運転バス・シャトル/トラック最新動向

注目の国内外企業や今後の展望を解説

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自動運転技術の実用化に向けて取り組みが最も盛んな領域は、オーナーカーの開発ではなく、サービス用途のモビリティの開発だ。即ち、移動サービス用途の自動運転バス・シャトルや、物流用途の自動運転トラックなどだ。

特に先進国では移動サービスや物流サービスの担い手不足が深刻化しつつあり、国も各業界もバスやトラックの自動運転化にかける期待は大きい。

自動運転ラボ白書「自動運転バス・シャトル/トラック 最新動向」では、自動運転バス・シャトルや自動運転トラックの類型などに触れつつ、関連企業の動向を最新情報を交えながら解説していく。業界の展望についても説明する。

■全7章で構成、日本政府のロードマップも説明

白書「自動運転バス・シャトル/トラック 最新動向」はA4版47ページで、全7章で構成される。日本政府のロードマップについて説明した上で、自動運転バス・シャトル/トラックの類型や関連企業、需要と展望についても最新情報を交えながら解説している

日本企業の動きを中心に、海外で注目度が増している企業も漏らすことなく紹介している。また白書の冒頭では、白書全体の理解が進むよう「自動運転レベル」についての解説も行っている。

■自動運転バス・シャトル関連の重要企業

第4章「関連企業(自動運転バス・シャトル)」では、主に以下の国内企業のこれまでの動きや最新動向について解説している。

このほか、注目すべき海外の開発メーカーについても解説しており、フランス企業のNAVYAとEasyMile、アメリカ勢のMay MobilityやLocal Motors、COAST Autonomous、中国のバスメーカーKinglong(金龍客車)とBaidu(百度)、バスメーカーのYutong(宇通客車)とWeRideのそれぞれの取り組みなども取り上げた。

■自動運転トラック関連の重要企業

第5章「関連企業(自動運転トラック)」では、主に以下の国内企業のこれまでの動きや最新動向について解説している。

海外企業に関しては、欧州の商用車メーカーの、ダイムラー・トラックやボルボ・グループ、TRATONなどのほか、米国のWaymoAurora Innovation、Kodiak Robotics、Gatik、中国系のAurora InnovationやTuSimpleについても取り上げた。

■参入の際に業界を俯瞰する重要性

自動運転バス・シャトルやトラックに関しては現在はまだ「黎明期」とも言えるが、黎明期とはいえ実用化・社会実装に向けた各社の動きはスピード感を伴っている。スタートアップも続々と立ち上がり、大手企業の参入も著しい。

こうした中で業界に参入を果たす上では、まずマクロ的に業界を俯瞰するのが肝要だ。当白書「自動運転バス・シャトル/トラック 最新動向」をぜひ活用してほしい。

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