トヨタ自動車の2020年3月期(2019年4月〜2020年3月)第3四半期の決算発表が、2020年2月6日午後に行われる。
2019年11月の第2四半期の決算発表では、第1四半期からの累計の売上高が前年同期比4.2%増の15兆2855億円、営業利益が同11.3%増の1兆4043億円、純利益が同2.6%増の1兆2749億円となったことを明らかにした。中間期としては売上高と純利益で過去最高となっており、その好調さが維持されるのか注目を集める。
トヨタは今年1月に米ラスベガスで開催された世界最大の見本市「CES 2020」で、2021年初頭に静岡県でコネクティッドシティ「Woven City(ウーベン・シティ)」を着工することを発表している。第3四半期の決算ではこの着工に関する投資計画についての説明がされるかもしれない。
また東京オリンピックの開催も近づいている中、選手村で選手の移動に貢献する自動運転EV(電気自動車)「e-Palette」の量産に向けたロードマップに関する話も出てくるかもしれない。自動運転ラボが独自に入手した情報によると、トヨタはe-Paletteを「アピール用」と「量産用」に分けて開発に取り組んでいる。
決算発表の様子はNIKKEIチャンネルで午後1時半からライブ配信される見込みだ。
【参考】関連記事としては「トヨタ、2021年初頭に静岡県で「コネクティッド・シティ」着工 自動運転やロボット、AIの実証都市に」「【スクープ】トヨタe-Paletteに「アピール用」と「量産廉価型」 自動運転OSにはAutoware採用」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) January 7, 2020