トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市/代表取締役社長:豊田章男)が、自動運転や人工知能(AI)についての研究開発を担う拠点を、中国の北京市などに設置する方針のようだ。日刊工業新聞が2019年2月15日に報じた。
報道によれば、中国の北京市のほか、上海市にも研究開発拠点を2019年内にも設置する方針を固めたという。
トヨタは自動運転やAIの研究開発拠点としては、米国においては「トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)」を、日本においては「TRIアドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)」などを設置しており、中国に新拠点を開設すればこれに並ぶ存在になる可能性もある。
自動運転ではアメリカや欧州をしのぐ勢いで中国が台頭しつつある。自動車市場としても中国は世界のメーカーにとって重点国で、トヨタの対中国戦略に改めて注目が集まりそうだ。
【参考】関連記事としては「「自動運転×中国」の最新動向は? 国や企業の取り組み状況まとめ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) December 18, 2018