韓国ITセキュリティ企業のペンタセキュリティシステムズの日本法人は2018年12月12日までに、自動運転車両専用の認証書ソリューション「AutoCrypt PKI」を米テキサス州で開催された通信系イベント「OmniAir Plugfest」で披露したと発表した。
発表によれば、AutoCrypt PKIは国際基準に合わせた車両用の認証書の発行や管理を行うシステムの名称。同社は「安全な(自動車とさまざまな機器が接続する)V2X通信環境を構築するためには不可欠な役割を果たす」としている。
匿名化技術が搭載されているのも同システムの特徴だとされており、個人情報の流出防止に高い効果を発揮するという。同社IoTセキュリティR&Dセンター長のキム・イソク氏は「最近のV2X通信は、安全な自動運転のための技術として注目されている」と強調している。
【参考】関連記事としては「自動運転とデータ通信…V2IやV2V、5Gなどの基礎解説」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 7, 2018