日野自動車株式会社(本社:東京都日野市/社長:下義生)は2018年10月17日、経済産業省などが11〜12月にかけて実施する高速道路における隊列走行公道実証実験に参加することを発表した。この実験は豊田通商が受託して実施するもので、日野のほかいすゞ自動車なども車両を提供する。
実証実験では、協調型車間距離維持支援システム(CACC)や車線維持支援システム(LKA)などを活用した後続車有人システムの検証を行う。このシステムは自動運転レベル2(部分運転自動化)に相当する技術だ。
実証実験は11月は上信越自動車道、12月は新東名高速道路で実施する。この実証実験は1〜2月の新東名高速道路と北関東自動車道での実施に続くもの。
日野自動車は報道発表で、物流業界におけるドライバー不足などの課題解決に向け、「隊列走行も有効な手段の一つ」としている。後続車有人システムは2020年ごろの技術確立、2021年の商業化を目指している。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 5, 2018