国土交通省は2018年9月25日、空港の制限区域内における乗客・乗員の輸送を想定した自動走行の実証実験実施に関する検討委員会を開いた。この日、実証実験の実施事業者に関する選定が行われ、応募があった中から8者に決まった。
選定された8者の中には単独企業と複数企業グループが混在している。ソフトバンクグループのSBドライブや自動運転技術スタートアップの先進モビリティなど5社によるグループが「採用」となり、ほかの7者は「条件付き採用」となった。
採択された8者はそれぞれ実験車両を有している。全て自動運転レベル3(条件付き運転自動化)以上の技術を備え、遠隔での監視もできるようになっている。車両の定員数は7〜28人の間でそれぞれ異なる。
8者はそれぞれ実証実験を実施する場所が仙台空港と中部空港、羽田空港、成田空港の中から決まっている。実証実験は2018年11月から2019年2月の間に行われ、実施日数も10.5〜50日の間でそれぞれ異なる。
8者に含まれる企業は、豊田通商、アイサンテクノロジー、ダイナミックマップ基盤、SBドライブ、愛知製鋼、SBドライブ、先進モビリティ、NIPPO、日本電気、鴻池運輸、ZMP、丸紅。
【参考】自動運転の実証実験としては「自動運転車に実証実験・テスト走行が必須な理由 実用化に向けて回避すべき危険・リスクは?|自動運転ラボ」も参照。
知られざる舞台裏…自動運転車の実証実験、その全貌を徹底解説 イノベーションに向けた試行錯誤、Ai技術で自動車業界の変革近し 実施するスタートアップも|自動運転 https://t.co/CfKdnIi7RE @jidountenlab #自動運転 #実証実験 #テスト #知られざる舞台裏 #検証
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 23, 2018