VC(ベンチャーキャピタル)事業を手掛ける米Toyota AI Ventures(TAIV)社は2019年5月3日、1億ドル(約110億円)の2号ファンドを新たに設立すると発表した。
投資対象は「自動運転モビリティやロボティクス関連分野に代表される革新的な技術開発や新規事業の創出に取り組むベンチャー企業」としている。
Toyota AI Ventures社は、自動運転研究などに取り組むトヨタのToyota Research Institute(TRI)社の子会社に当たる。シリコンバレーに拠点を置いており、2017年7月の設立から現在までにベンチャー企業19社に出資を行っている。
2号ファンドは第1号ファンドの投資先への支援を拡充するためにも活用される見込み。
▼Toyota AI Venturesが投資している企業の一例
Elementary Robotics〜日常生活の自動化支援に使われるロボットを開発
Intuition Robotics〜一般乗客向け電動垂直離着陸機サービス
May Mobility〜自動運転レベル4(高度運転自動化)のシャトルサービス
Sea Machines〜船舶業界向けの自動操縦・ナビゲーションシステム
【参考】関連記事としては「【最新版】トヨタの自動運転車、戦略まとめ 実用化はいつから? AIやコネクテッドカーの開発状況、ロードマップも」も参照。
トヨタの自動運転車、戦略まとめ 実用化はいつから? AIやコネクテッドカーの開発状況、ロードマップも https://t.co/StwCOiDkXv @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 17, 2018