現地メディアなどが2019年6月12日までに報じたところによれば、「ロシアのグーグル」という異名で呼ばれるインターネット検索大手ヤンデックスが、計100台以上の自動運転車両を早ければ年内に世界中に投入する計画を立てているようだ。
ヤンデックスは2017年12月から自動運転の実証実験をロシアの首都モスクワで開始しており、その後、ロシア国内のほか実証実験の場をアメリカにも広げている。
累計100台という自動運転車の投入時期については「2020年までに」と報じているメディアもある。これが商用サービスの開始に向けた投入であれば、自動運転タクシーの商用サービスで先行するGoogle系ウェイモを追うダークホース的な存在として今後注目を集めそうだ。
ヤンデックスは2019年1月にアメリカで開催された家電見本市「CES 2019」に合わせ、一般車両との混在区間で完全自動運転での走行を成功させたことでも注目を浴びている。
【参考】関連記事としては「露ヤンデックス、韓国・現代モービスへ自動運転技術を提供」も参照。
検索大手の露ヤンデックス、韓国・現代モービスへ自動運転技術を提供 https://t.co/BeMDYOf8qw @jidountenlab #ロシア #韓国 #自動運転
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) March 24, 2019