ミシガン州「自動運転の街」で復活へ 5G配備の”住めない街”も

米運輸省、大学や地元政府に750万ドル供与





出典:ミシガン大学プレスリリース

アメリカ国内においては、なんと言ってもカリフォルニア州が自動運転開発の急先鋒だ。自動運転開発に力を入れる自動運転ベンチャーやスタートアップも数多くあり、世界で初めて2018年12月に自動運転タクシーを商用化したGoogle系Waymo(ウェイモ)も本社を構える。

ただアメリカ国内では、大手自動車メーカーが本社を構えるミシガン州ももちろん負けてはいない。海外メディアが報じたところによれば、米運輸省は自動運転研究などの領域で期待が高まっているミシガン大学や行政機関に総額で750万ドル(約8億1000万円)を与え、関連技術の研究を奨励しているという。







ミシガン大学は自動運転向けの実験シティ「Mcity」を整備していることで知られる。Mcityには信号や交差点、直線道路やカーブもあり、路車間通信のテストをするためのさまざまな設備も設けられている。

「シティ」と呼ばれているが実際に人が住める街というわけではなく、公道の実験では実施しにくい「きわどい技術」などを研究機関や企業が試すための街だ。最近ではこの実験シティに5Gネットワークがいち早く整備されたことも発表された。

ミシガン州の南部にはかつては自動車の街として栄えたデトロイトがある。そしていまもGMやフォードが本社を構えている。自動運転分野へも両社は積極的に資金を投入しており、デトロイトでは現在自動運転バスの実証実験も行われている。

今回の運輸省からの資金の拠出先にはデトロイトも含まれている。自動運転領域でミシガン州そしてデトロイトはどこまで存在感を高め、そして維持していけるか、注目だ。

【参考】関連記事としては「韓国に自動運転テスト向けの「K-City」登場 総工費12億円」も参照。







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