アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏「自動運転は無理だよ」と発言

ジョブスが生きていたらなんて声をかけただろう


スティーブ・ジョブス氏(左)とスティーブ・ウォズニアック氏(右)=出展:Ben Loomis / Flickr (CC BY 2.0)

スペイン・バルセロナで2018年9月に開催されたマスターカード主催のイベント「Connecting to Tomorrow(明日へつなげる)」で、スティーブ・ジョブス氏とともにアップル社を創業したスティーブ・ウォズニアック氏がゲストスピーカーとして講演を行った。その講演の中で、私は自動運転車が普及するなんてことは恐らくあり得ないと思う、という趣旨の発言をした。

人工知能(AI)によって操作される自動運転車が人が運転している車と共存するなど現実的ではない、というのが彼の意見だ。また人工的な「視覚知能」はあくまでも補助的な役割はできても、人の能力の代用となることはあり得ない、とかなり断定的な口ぶりで述べている。







彼が例として挙げているのが、道路上に状況に応じて出される工事サインである。我々人間であればサインに応じて運転を適応することができるが、自動運転車はどのように理解することができるのだろうか、と問うている。

車のAIは正常な道路を走るように訓練をされるが、突然の迂回サインや片道車線通行止めなどのサインを理解して走るようには訓練されていないとウォズニアック氏は指摘する。ウォズニアック氏の頭の中には、2018年に起きた米ライドシェア大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車による死亡事故のことも懸念としてあるのかもしれない。

ちなみにウォズニアック氏はアップル社が自動運転開発を進めようと計画した際、アップル社が先頭を切って自動運転車をリードする企業になる、と思っていたようだ。どんな心境の変化があったのだろうか。







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