ウーバー越え目指すリフト、シェア3割強を米国内で獲得か ライドシェア業界動向

月額固定料金サービスも検討か


ライドシェア事業で最大手Uber Technologies(ウーバーテクノロジー)と競合する米Lyft(リフト)は、アメリカにおける業界シェアが35%に達し、2016年11月のシェア20%から75%の伸びを記録したことを明らかにした。米CNBCテレビが2018年5月14日に報じた。







リフト社のブライアン・ロバート最高財務責任者(CFO)は自社が継続的な成長を続けてきたことに触れ、「これまでの18カ月間は驚くべき期間となっている」と語った上で、今後のシェア拡大にも自信をみせている。

一方でクレジットカードの使用状況などによる調査によると、2018年3月のリフトの市場シェアは27%で、ウーバーが73%というデータもある。この調査においては、法人利用のライドシェア部門ではリフトはシェアが19%に留まっており、ウーバーが依然として強みを発揮している。

ウーバーは自社の市場シェアに関するデータは公表していないが、ウーバーに近い情報筋によると、ウーバーは米国内における市場シェアを70〜72%程度を見積もっているという。

ウーバーは2009年に創業し、ライドシェア事業の草分け的存在として、米国を含む世界における存在感を高め続けてきた。一方で2016年には中国から、2017年にはロシアから、2018年3月には東南アジアからの撤退が明らかになるなど、創業者から交代したダラ・コスロシャヒ新CEOの下で成長市場での事業拡大を進めていく方針で動いている。

一方でリフトは2012年設立し、特にアメリカ国内での事業拡大に注力してきた。同社はアメリカ国内で月額固定料金のライドシェアサービスを展開していくことを検討しているとの報道もあり、既存顧客の定着化に力を入れている。







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