米ライドシェア大手ウーバー・テクノロジーズの5月のIPO(新規株式公開)を前に、同社の筆頭株主のソフトバンクグループ(SBG)とトヨタ自動車、さらにデンソーが、ウーバーに総額10億ドル(約1100億円)規模の出資を行う計画が持ち上がっている。
米ウォール・ストリート・ジャーナル電子版が2019年4月18日までに報じた。報道によれば出資交渉は最終段階を迎えている。注目すべきはウーバーのどの事業に出資するのかという点だが、どうやら「自動運転」部門のようだ。
ウーバーは自動運転技術の開発に以前から力を入れており、2018年3月の死亡事故によって走行試験が中断したが、その後も技術開発自体は続けている。2018年8月にはライドシェア用の自動運転車の共同開発のため、トヨタと提携して5億ドル(約550億円)の出資も受けていた。
【参考】関連記事としては「自動運転領域におけるウーバーの「金」と「投資」を完全解説 トヨタ自動車やソフトバンク、グーグルも出資」も参照。
自動運転領域におけるウーバーの「金」と「投資」を完全解説 トヨタ自動車やソフトバンク、グーグルも出資 https://t.co/FWnm4oxlKc @jidountenlab #ウーバー #自動運転 #ライドシェア
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) March 20, 2019