スマートバリュー、車両のサービス化推進プラットフォーム「Kuruma Base」を2019年5月から提供

月額制で提供、カーシェア事業者などの利用想定



クルマのコネクテッド関連事業を手掛ける株式会社スマートバリュー(本社:大阪府大阪市/代表取締役社長:渋谷順)は2018年12月14日、車両のサービス化推進プラットフォーム「Kuruma Base(クルマベース)」の提供を2019年5月から開始すると発表した。


同社は自動車のコネクテッド分野に関連するモビリティIoTサービスを10年以上にわたって開発してきた実績がある。発表によれば、Kuruma Baseはシェアサービス事業者や盗難防止サービス事業者などを顧客として想定しており、月額料金制でサービスを提供する。

プラットフォームは「クルマに接続する専用端末」「クラウド上の管理コンソール」「利用者向けスマートフォンアプリ」「運用サポートサービス」で構成されている。同社の説明によると、2018年9月に報道発表したシェアリング駐車場を活用したカーシェアサービスも、このプラットフォームを活用して提供されるようだ。

報道発表では「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)に触れ、自動車産業において技術革新が起きていると説明。その上で「『CASE』の進展に伴って更なる拡大を推進すべく、 クルマを利用するためのサービスを提供する、 クルマのサービス化に特化したプラットフォームを構築することといたしました」と説明している。

【参考】関連記事としては「コネクテッドカー・つながるクルマとは? 意味や仕組みや定義は?」も参照。



関連記事