「自動運転の目」と呼ばれる光技術を活用したセンサー「LiDAR」(ライダー)の開発に、デンソーがいよいよ乗り出すようだ。日経新聞がデンソー幹部の話として2019年1月14日までに報じた。
報道によれば、デンソーは自社開発のLiDARの2020年以降の実用化を目指す。トヨタ自動車へのほか、広く世界の自動車メーカーに供給していく可能性もある。
LiDARは自動運転車に必要とされるコアセンサーの一つ。レーザーを使って車両周辺の障害物までの距離や形を検知し、AI(人工知能)が安全な走行ルートを導き出すことに役立つ。
LiDARの今後の市場規模の拡大を見越し、自動車業界では大手部品メーカーに加えてスタートアップ企業も開発レースに参戦。大手自動車メーカーの「標準品」の座を狙った戦いが激化している。
【参考】関連記事としては「急拡大!2030年のLiDAR市場、現在の200倍に 5000億円規模、自動運転車普及で」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 3, 2018