ドイツ自動車部品大手コンチネンタルは2019年12月2日までに、同社の新型高性能コンピューター「ICAS1」をフォルクスワーゲン(VW)の新モデル向けに量産することを発表した。
コンチネンタルはこの新型高性能コンピューターについて「完全な電気自動車、完全なコネクテッドカーを実現する」(報道発表)ものと説明している。
この新型高性能コンピューターはVWの次世代EV(電気自動車)ブランド「ID.」に採用される形となり、無線通信によってソフトウェアを更新する「Over The Air(OTA)」技術での即時アップデートも実現可能にするという。
「ID.」は自動運転化も視野にVWが開発に取り組んでおり、自動運転車でも必要となるOTA技術に強い車載コンピューターは、VWも歓迎しているはずだ。
【参考】関連記事としては「Over The Air(OTA)技術とは? 自動運転車やコネクテッドカーの鍵に」も参照。
Over The Air基礎解説…自動運転車両で今後標準搭載へ 無線通信でソフトウェア更新 テスラが先行導入、トヨタ自動車や日産も https://t.co/pwLeTeoqhq @jidountenlab #OverTheAir #自動運転車 #コネクテッドカー
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 14, 2018