半導体大手の米オン・セミコンダクターと工業製品大手の米スリーエム(3M)は2019年1月13日までに、オン・セミコンダクターのセンサー技術と3Mの道路安全に関連する製品開発の経験などを融合させ、自動運転車用のナビシステムの安全性向上に向けた取り組みを共同を行っていくことを発表した。
オン・セミコンダクターはイメージセンサーの世界シェアが6割以上と言われており、自動運転車への搭載を視野に入れた製品開発にも力を入れてきた。一方、3Mは反射材や道路標識用製品の製造を行うなど、自動車業界での安全性向上に貢献してきた。
オン・セミコンダクターは報道発表で協業について「コネクテッドカーと自動運転の技術の進展を促すための、次世代インフラ・ソリューションへの進歩が加速することを期待しています」としている。
【参考】関連記事としては「Audiと提携する米半導体大手オンセミ、自動運転コア技術LiDARで新たに企業買収」も参照。
Audiと提携する米半導体大手オンセミ、自動運転コア技術LiDARで新たに企業買収 https://t.co/HznEt9QHZw @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) January 13, 2019