複合商社の長瀬産業、「自動運転の目」LiDARの取り扱い開始 米TriLumina社などと協業

自動車業界における変革を見据え



複合商社の長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:朝倉研二)は2019年1月13日までに、「自動運転の目」を呼ばれる光技術と活用したセンサー「LiDAR」(ライダー)の取り扱いを開始し、自動運転ビジネスに本格参入すると発表した。


まずLiDARを開発する米スタートアップ企業のTriLumina社とカナダのLeddarTech社との協業を開始し、自動運転ビジネスへの参入の足掛かりとする考えのようだ。

同社は自動車関連事業としてはこれまで、電気自動車(EV)用インバータ部品やリチウムイオン電池材料などを取り扱ってきた。

報道発表では自動運転車両に不可欠となるセンサーや周辺デバイスも今後は事業領域に含め、「自動運転を見据えた新たなカーエレクトロニクス事業を展開してまいります」としている。

【参考】LiDARについては「LiDARとは? 自動運転車のコアセンサー 機能・役割・技術・価格や、開発企業・会社を総まとめ|自動運転ラボ」も参照。



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