自動運転車内の人を3Dセンシング!リコー子会社が新型カメラ開発 レベル5想定

ルクセンブルクのIEE社と共同開発



リコー子会社のリコーインダストリアルソリューションズ(本社:神奈川県横浜市/社長執行役員:中田克典)は2019年1月13日までに、ルクセンブルクの車載電子センサー大手IEE社と、自動運転車などの車内向けのセンシング用小型ステレオカメラを共同開発したと発表した。


自動運転レベル5(完全運転自動化)を想定したもので、車両に乗っている人の状況を正確に検知できるようにすることで、安全性や快適性などの向上につながることを目指して開発した。

発表によれば、開発した小型ステレオカメラは幅7センチ、高さ2センチ、奥行4.4センチで、車内の状況を3D(3次元データ)で取得することが可能だという。

IEE社は1989年設立。欧米を中心に自動車やビルセキュリティ、入力デバイス市場向けにセンシングソリューションを開発・製造しており、これまでの世界の大手メーカーへの納入実績からも高い評価を得ている。

【参考】関連記事としては「【最新版】自動運転の最重要コアセンサーまとめ LiDAR、ミリ波レーダ、カメラ」も参照。



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