自動車部品世界大手の独ボッシュは2019年1月30日、2018年の暫定決算を発表した。事業売上高は2017年比4.3%増(為替レート調整後)の779億ユーロ(約10兆円)に増加し、売上高利益率は前年と変わらず6.9%を記録した。
ボッシュは2018年の暫定決算の発表の中で、自動運転分野で約40億ユーロ(約5000億円)の先行投資を予定していることも明らかにした。
ボッシュは現在、自動運転レベル2(部分運転自動化)に相当する「ドライバーアシスタントシステム」を展開しており、同システムの売上高は2019年に20億ユーロ(約2500億円)を突破する見込み。ボッシュはこのレベル2の技術に続き、2020年代初頭から自動運転レベル4〜5の展開を予定している。
また、ボッシュはeモビリティでは2025年に50億ユーロ(約6300億円)の売上高を目指し、AI(人工知能)分野では2021年までに4000人のエキスパートを雇用する計画のようだ。
【参考】関連記事としては「ボッシュの自動運転・LiDAR戦略まとめ 日本や海外での取り組みは?」も参照。
デンソーと覇権争うボッシュの自動運転・LiDAR戦略まとめ 次世代自動車市場をどう勝ち抜くか https://t.co/CG2mxoMLSM @jidountenlab #ボッシュ #自動運転 #LiDAR
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 20, 2018