JR東日本と小田急、MaaS分野で連携検討 独自開発アプリなど連動か

情報共有で最適ルート検索が容易に





東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:深澤 祐二)=JR東日本=と小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:星野 晃司)は2019年1月31日までに、MaaS分野での連携について検討を開始することを発表した。鉄道会社間の垣根を越えたサービスを提供し、乗客がシームレスに移動できる社会の実現を目指す。

JR東日本は2017年9月に「モビリティ変革コンソーシアム」を設立し、120を超える企業や研究機関と共同でMaaS開発を進めている。自社アプリからタクシーを呼ぶサービスの実証実験など、鉄道を中心とした各交通機関の連携によるシームレスな移動の実現に取り組んできた。







小田急電鉄はグループが保有するさまざまな交通サービスと、パートナー企業の生活サービスをワンストップで利用できる「小田急MaaS」アプリを開発している。アプリを利用した各交通機関の利用や、宿泊施設利用の実証実験を2019年末までに行う予定だ。

今回の連携が実現すれば、両社が独自に開発してきたスマートフォンアプリやMaaSプラットフォームの垣根を越えた利用ができるようになる。例えば、電車の遅延情報や混雑状況などを共有し、鉄道会社をまたいでの迂回ルートを提案することが可能になり、利用者は複数のサイトやアプリを使わなくても最適なルートを一度に調べることができる。

出典:東日本旅客鉄道プレスリリース

両社が連携を進めるさまざまな交通機関や宿泊施設などのレジャー関連ともつながれば、観光客におすすめスポットを提案することも可能だ。単なる移動の検索手段としてだけでなく、観光ガイドとしても役立ち観光地の活性化が期待されている。

JR東日本と小田急電鉄は、今後ほかの鉄道事業者とも連携を拡大していく考えだ。







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