車を運転する際は必ず加入しておきたい自動車保険。この記事では、人気の「三井ダイレクト損害保険(三井ダイレクト損保)」と「ソニー損害保険(ソニー損保)」について、保険料や補償内容、口コミなどを比較して説明する。どっちがお得で自分に合っているのか、検討する際の参考にしていただければ幸いだ。
なお両社の見積もりを入手する際は、自動車保険の「一括見積もりサービス」が便利だ。三井ダイレクトとソニー損保のほか、複数の保険会社の見積もり依頼を一度に行うことができる。おすすめのサービスも紹介する。
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記事の目次
■保険料を比較
自動車保険を検討する場合、「保険料」を最も重視するという人は多いだろう。三井ダイレクトとソニー損保には、どんな割引や特典があるのだろうか。なお2025年2月発表の「【2025年】自動車保険 オリコン顧客満足度ランキング」の保険料満足度ダイレクト型部門では、三井ダイレクトは2位、ソニー損保は1位という結果となっており、両社ともにお得な保険料が評価されている。
三井ダイレクト損保

三井ダイレクトのインターネット新規申し込みでは、最大10,500円割引になる。これは、最大10,000円の「インターネット契約割引」と500円の「eサービス(証券不発行)割引」の両方を適用した最大の割引金額だ。そのほか、「長期無事故割引」「新車割引」「複数台割引」「複数台割引」といった割引プランも用意されている。
ネット型(ダイレクト型)のため中間コストを抑えることができ、保険料が安くなる。ただしコンシェルジュが見積もりや自動車保険のことを何でもサポートしているため安心して相談もできる。同社の調査によると、他社と比較して年間の自動車保険料が平均22,459円節約になったというデータが出ており、保険料満足度は96.5%となっているようだ。
ソニー損保

ソニー損保では保険料「15,000円割引」がウリとなっている。内訳は、新規申込時のインターネット割引12,000円、無事故割引2,500円、証券ペーパーレス割引500円となる。予想年間走行距離に応じて保険料を算出しており、走る距離が短いと保険料が安くなるシステムだ。
「安全運転でキャッシュバックプラン」というサービスもあり、特約保険料(約10%)を追加して契約することで、保険料の最大30%がキャッシュバックされる。実際に93.3%の契約者が20%以上のキャッシュバックを受けているというデータが出ている。
※三井ダイレクト損保とソニー損保のどちらが自分に合っており、かつより安く契約できるか分からないなら「一括見積もり比較サイト」を利用したい。一括でプランの比較・検討ができ、プレゼントキャンペーンなどを実施していることも多い。

■補償内容を比較
保険料が安いということに加え重要なのが、補償内容が充実しているかという点だ。オリコンのランキングでは「商品内容の充実さ」「事故対応満足度」「ロードサービスの充実さ満足度」で三井ダイレクト2位、ソニー損保1位となっている。
三井ダイレクト損保
対人賠償保険と対物賠償保険、対物超過修理費用特約が自動セットになっており、人身傷害保険や搭乗者傷害特約などの傷害保険と、車両保険は任意セットとなっている。
またネット型自動車保険初となる「レスキュードラレコ(ドラレコ特約)」という特約も用意されている。これは専用ドライブレコーダーを取り付けることで利用できる特約で、専用ドライブレコーダーが一定以上の衝撃を検知すると、安否確認デスクに自動でつながるといったものだ。
事故時は24時間365日受け付けており、契約者に代わって示談交渉をしてもらえる。ロードサービスも24時間365日対応となっており、サービス拠点は全国をカバーしているため安心だ。事故や故障などのトラブルにより、自力走行できない場合の宿泊・帰宅費用の支払いも含まれている。
ソニー損保
ソニー損保の補償内容のポイントは、「スピード解決」と「えらべる補償」だ。対物賠償は対物超過修理費用もセットされているため、相手車の修理費の示談交渉がスムーズに進められる。またもらい事故での弁護士費用の補償や、車をおりてからのトラブルの補償など、契約者の要望にあわせて用意されている。
また年中無休の事故受付はもちろん、24時間365日、事故に関する問合せや相談、相手方との示談交渉についても行っている。1つの事故に対して、1人の専任担当者とサポートチームが事故を担当しているため、最後まで安心して任せることができる。
さらに「セコム事故現場かけつけサービス」により、事故後はセコムの緊急対処員が現場へ急行する。ユーザーや事故相手に事故状況を確認、事故現場や事故車両をカメラで撮影し、ソニー損保へ連携するという流れになっている。また業界最高水準のロードサービスが無料付帯しており、全国約1万カ所のサービス拠点から、24時間365日現場へかけつけ可能だ。

■口コミ・評判を比較
三井ダイレクト損保とソニー損保の自動車保険について、オリコンの満足度ランキングやSNSなどから口コミ・評判を調べてみた。どっちの保険会社に決めるか比較・検討する際の参考にしていただきたい。
三井ダイレクト損保
- ほけんの窓口で見積りした時よりも大幅に保険料が安かった
- 電話で教えてくださった担当の方がとても良かったので、気持ちよく契約できた
- 状況を説明した時点で保険金の支払いが決まり、入金についてもすぐに振り込んでもらえた
- 公式サイトの自動車保険についての説明が丁寧で、契約前に保険の仕組みがよく理解できた
- 事故報告の際、真っ先に体調について声かけしてもらえたことで落ち着くことができ、その後の手続きの説明がきちんと頭に入ってきた
ソニー損保
- 前の自動車保険と比較すると保険料が2万円近く安くなった
- 新規契約時も更新の際も割引が多く、見積もりが一番安かった
- 事故報告の際、真っ先に体調について声かけしていただき、落ち着く事ができた
- バッテリー上がりの時にすぐに駆けつけてもらえ、対応も丁寧で素早く直してもらえた。ロードサービスの使用は等級に反映されないのもメリット
- 保険料の安さに惹かれ契約したが、コールセンターの方の親切さに驚いた
- キャッシュバックプランで20%戻ってきたので、結果として保険料が当初より安くなった。安全運転に自信がある人は付けることをおすすめする
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■保険一括見積もりがおすすめ
ここまで三井ダイレクト損保とソニー損保について説明してきたが、その他の保険会社も比較してみたいと思う人もいるかもしれない。そんな時は「自動車保険一括見積もりサービス」が便利だ。必要事項を一度入力するだけで、一括で複数社へ見積もり依頼をすることができる。
一括見積もりサービスでは特別なキャンペーンを行っていたり、比較・検討がしやすいよう分かりやすく見積もり結果が表示されたりと、よりお得で自分に合ったプランを簡単に見つけ、そのまま契約することできる。自動車保険の見積もりの際は、ぜひ一括見積もりサービスを利用しよう。おすすめの一括見積もりサービスを紹介する。
インズウェブ

SBIホールディングスのインズウェブ事業部が運営しているインズウェブは、インターネットで所要時間最大3分の情報入力をするだけで、複数社へ自動車保険見積もりを一括請求できるサービスだ。年間の保険料が安くなった平均額は37,154円で、中には5万円以上安くなった人もいるようだ。
サービス利用後、一部の保険会社ではその場で保険料試算結果一覧(リアルタイム試算結果)が参照できる。また自動車保険の見積もり内容や事故サービス対応などをサイト上で簡単に比較検討可能になっている。自動車保険一括見積もりの利用者には、ハーゲンダッツアイスクリーム1個をプレゼントするというキャンペーンも実施中だ。

▼インズウェブの評判・口コミは?
https://jidounten-lab.com/u_50923
▼インズウェブはあやしい?しつこい?
https://jidounten-lab.com/u_50946
▼インズウェブの「キャンペーン・プレゼント情報」まとめ
https://jidounten-lab.com/u_50964
保険スクエアbang!

保険スクエアbang!は、比較サービスを運営するウェブクルーが日本で最初の自動車保険比較サイトとして1998年からサービスを提供しており、これまでに500万人以上の利用実績がある。
約3分の入力で複数の保険会社に見積もり依頼可能で、その結果を比較し、一番安く自分に合ったサービスの保険を見つけることができる。過去の調査では、保険スクエアbang! 自動車保険を利用して安くなった金額は平均して3万5,000円で、5万円以上節約できた人もいるという。指定のページからのサービスの利用者には、モスバーガーまたはケンタッキーフライドチキンを全員にプレゼントしている。

▼保険スクエアbang!の評判・口コミは?
https://jidounten-lab.com/u_50984
▼保険スクエアbang!は怪しい?しつこい?
https://jidounten-lab.com/u_51006
▼保険スクエアbang!の「キャンペーン・プレゼント」情報まとめ
https://jidounten-lab.com/u_51056
■【まとめ】一括見積もりサービスを活用しよう
自動車保険は、更新より新規契約の方が保険料が安いことがほとんどだ。そのため事務的に更新せず、毎年の見直しで大きな節約が期待できる。
三井ダイレクト損保やソニー損保は、保険料の安さや補償内容・サービスの手厚さでも定評がある人気トップレベルの保険会社だ。しかしそれぞれの見積もりを取ろうとすると、同じ項目を2度入力する必要がある。
この2社以外にも、他の保険会社の保険料や補償内容などを知りたい場合は、同条件での比較が簡単にできる一括見積もりサービスをぜひ活用しよう。
【参考】関連記事としては「自動車保険の一括見積もり、おすすめ3社を比較!メリット・デメリット・注意点は?」も参照。