既に公道で1000回以上の自動運転配送サービスを提供しているという米スタートアップ企業のudelv社が、日本の商社である丸紅株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:國分文也)から出資を得ていたことが、2018年12月12日までに明らかになった。
udelv社は2016年設立。本社をカリフォルニア州に置き、2018年1月に公道で自動運転配送サービスの実証実験を開始。既に提携小売店の顧客に自動運転技術を活用した配送サービスを提供しているという。
udelv社のウェブサイトを見ると、小型トラックサイズのオレンジ色の車両が配送車両として活躍している動画が掲載されている。トラックの荷台に当たる部分に顧客の商品が小分けで入れておけるようになっており、「簡単で安全」「どこでもいつでも」「低コストで」の3つがウリのようだ。
出資は丸紅が傘下の特定目的会社MAIHO IIIを通じて12月3日に実施された。丸紅は今回の出資を通じ、物流分野におけるラストワンマイルの効率化や新たなモビリティサービスの提供などに取り組んでいくと発表している。
【参考】関連記事としては「総合商社、自動運転・MaaSビジネスに照準 最新業界動向&事業まとめ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 1, 2018