Karamba SecurityとST、つながるクルマなど想定しサイバーセキュリティ保護強化

イスラエル企業と取り組み



車載サイバーセキュリティ事業を手掛けるイスラエル企業のKaramaba Securityとスイスの半導体メーカー大手STマイクロエレクトロニクスは2018年11月13日までに、E2E(エンドツーエンド)の保護システム「Karamba Carwall」をSTエレクトロニクスの車載プロセッサ「Telemaco3P」と統合することを発表した。


  1. イエラエセキュリティ社、車載ネットワークのハッキングコンテスト開催
  2. デンソー、NRIセキュアとサイバーセキュリティ新会社「NDIAS」設立へ
  3. 自動運転車・コネクテッドカー向けにデューデリジェンスサービス提供
  4. ライドシェアなど向けに本人認証サービス イー・ガーディアン社

様々な道程を経由して2者を直接結ぶエンドツーエンドのシステムにおいて、サイバーセキュリティ機能は非常に重要だ。今回両社のシステムを統合することによって、車載データを狙ったハッキングやデータの改ざんを防ぐ能力を大幅に高める。

Karamaba Securityの最高経営責任者(CEO)であるAmi Dotan氏は「STエレクトロニクスはコネクテッドカー(つながるクルマ)の開発エコシステムをリードしている」、STエレクトロニクスのインフォテイメント担当のAntonio Radaelli氏は「Karambaのセキュリティ保護ソリューションは市場を牽引している」とそれぞれコメントを発表している。


関連記事