米ライドシェア大手リフト、1人で3万1000回乗客を運んだドライバーがいると発表 ウーバーのライバル企業

1028キロ利用した乗客も



ライドシェア大手のリフト(本社:サンフランシスコ/CEO:ローガン・グリーン)は2018年9月21日までに、1人で3万1000回乗客を運んだドライバーがいることと、ライドシェアで1028キロ(コロラド州デンバーからアイオワ州スーシティまで)を移動した乗客がこれまでにいたことと発表した。


また、自社が提供するライドシェアサービスの利用乗車回数が累計で10億回を突破したと明らかにした。リフトは2017年10月に乗車回数5億回を達成しており、11カ月間で乗車回数を2倍に増やした形となっている。

リフトは、現CEOのローガン・グリーン氏と現社長のジョン・ジマー氏によって2012年6月に設立された。現在はアメリカでは最大手ウーバーに次ぐ存在で、米ライドシェア業界におけるサービスシェアは30%ほどとも言われている。

ウーバーは2018年6月に乗車回数100億回を達成したと発表しているが、ウーバーがサービスを提供開始したのはリフトより2年早い2010年であり、リフトとは違って世界展開をしていることを考えると、今回発表した利用回数10億回突破は決して引けをとらない。

【参考】リフトについては「ウーバー越え目指すリフト、シェア3割強を米国内で獲得か ライドシェア業界動向|自動運転ラボ」も参照。



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