韓国の自動車メーカー最大手・現代自動車(本社:ソウル/最高経営責任者:チョン・モング)=ヒュンダイ=が、自動運転レベル3(条件付き運転自動化)相当の技術を搭載した自動運転トラックの走行実証実験を実施したことが、2018年8月31日までに分かった。
【参考】自動運転レベルの定義については「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説|自動運転ラボ 」も参照。
最大積載量40トンの大型セミトレーラートラック「Xcient」が実験車両として用いられ、仁川などで40キロを運転手の操作なしで走破した。センサー類が多数搭載され、安全走行に特に力が入れられた。
自動運転においては車体が大きくなればなるほど、高精度の自動運転システムが必要になると言われている。車体が大きく重量があるトラックは公道で事故を起こしたときのインパクトが一般的な乗用車よりも大きいからだ。
韓国政府は、2020年までに自動運転車を販売する見通しを立て、国内の自動車メーカーの技術開発を後押しする姿勢をとっている。韓国財閥の中でもトップであるサムスングループも、自動運転技術の実用化に向けて積極的な動きを見せている。
【参考】韓国における自動運転開発においては「自動運転、アジア日中韓三つ巴の開発競争 シンガポールも自動運転バス導入へ|自動運転ラボ 」も参照。
日中の政府レベルでの動きも気になります 自動運転、アジア日中韓三つ巴の開発競争 シンガポールも自動運転バス導入へ https://t.co/Ipyq5a6HWw @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) May 29, 2018