中国ライドシェア大手・滴滴出行(DiDi)、強姦殺人事件で相乗りサービス無期限停止 ジーン・リウ社長が謝罪

2度の重大事案、ブランド失墜


滴滴出行のジーン・リウ社長=出典:World Economic Forum/Flicker(CC BY-NC-SA 2.0)

中国ライドシェア最大手・滴滴出行(本社:中国北京市/社長:ジーン・リウ)=DiDi Chuxing=は2018年8月31日までに、利用者の女性が同社にサービス登録をしていた運転手に殺害された事件を受け、一連の過失を謝罪した。同時に、同じ方向に向かう乗客が相乗りするサービス「ヒッチ」について、当初予定していた一時停止ではなく、無期限で凍結すると発表した。

事件は2018年8月24日に中国東部の都市・温州で発生した。加害者の運転手には以前にほかの苦情も寄せられており、殺害された女性も友人を介して同社のコールセンターに助けを求めていたが、滴滴出行側は対応しなかったとされる。







同社では2018年5月にも同様の殺人事件が起きており、サービスの改善を進めるとしていた中での2度目の事件とあって、安全管理面の過失や慢心な態度に対し、中国国民から大きな非難を浴びていた。

滴滴出行の創業者の程維(チェン・ウェイ)氏と柳青(ジーン・リウ)社長は、被害者や遺族に対して謝罪したほか、規模や成長を事業発展の指標とせず、組織と経営資源を安全と利用客サービスに傾斜させ管理体制を強化すると誓約した。

すぐに多くの国民から反論や非難の声が寄せられ、国民の怒りはしばらくおさまりそうもない。







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