
エンキロは、毎月の利用料金が基本料金と走行距離に応じた料金によって決まる、ユニークな料金体系のカーリースだ。この記事では「エンキロはやめとけ」という噂は本当なのか、検証する。
エンキロは、国産車はもちろん、輸入車も利用でき、軽自動車やSUV、ミニバンとさまざまなタイプの車が用意されている。そんなエンキロのカーリースの利用はやめたほうがいいかどうかは、利用前に気になる部分だろう。
結論から言うと、エンキロをやめとけというのは嘘であり、むしろ利用を積極的に推奨したいカーリースだ。
エンキロ

記事の目次
■「やめとけ」は嘘
エンキロで車を使うときには、初期費用は必要なく、毎月のリース料金のみで利用できる。まとまったお金がなくとも車を使えるので、手軽に利用できるサービスだ。そのため、やめとけということはない。
ただし、手軽に車を使えるサービスだが、サービス内容がマッチしない人もいるのは事実だ。どんな人がエンキロのカーリースが合わないのか。
【参考】関連記事としては「エンキロの評判・口コミは?走行距離で支払額が決まる|カーリース・車のサブスク」も参照。
長い距離を車で走る人
エンキロでは、基本料金と走行距離で毎月のリース料金が決まる。毎月走行距離1kmにつき何円と決められている。走行距離が長くなるほど、月額のリース料金が高くなる仕組みだ。そのため、毎月長い距離を走る人は、月額料金が高くなるので合わないサービスだ。
逆に走行距離が限られている人には、おすすめのカーリースと言える。

車をカスタムしたい人
エンキロでリース契約した車は、カスタムできる内容が限られている。例えば、タイヤ交換、ホイール交換などと、原状回復できるカスタムは可能だ。しかし、エアロを取り付ける、マフラーを変える、シートを変えるようなことはできない。さまざまなカスタムをして、自分好みの車に仕上げたい人は、エンキロは向いていない。
逆にあまりカスタムはしないという人は、合っているカーリースだ。
短期間で契約したい人
エンキロの契約プランは、3〜7年である。そのため、1年や2年での契約はできない。短期間で少しだけ車を使いたい人には、選びにくいカーリースだ。契約満了後は再契約ができるので、3年や7年はもちろん、それ以上の期間で車を使いたい人は、利用しやすいカーリースである。

■エンキロの強み

ここからは、エンキロの強みについて紹介する。これからエンキロを利用したいと考えている人は、参考にしてほしい。
頭金や初期費用は不要
エンキロでリース契約するときに、頭金や初期費用は不要である。車両価格はもちろん、自動車税や自動車重量税などの税金、自賠責保険の保険料、事務手数料などが、毎月のリース料金に含まれている。そのため、契約後に税金や保険料を支払う必要がない。

【参考】関連記事としては「エンキロは「頭金ゼロ円」って本当?初期費用は?車のカーリース」も参照。
走行距離に応じたプランが選べる
エンキロで用意されているプランは以下の3つであり、想定月間走行距離に応じてプランが設定されている。
- スタンダードプラン : 想定月間走行距離300〜500km
- エコノミープラン : 想定月間走行距離200km以下
- 定額500kmプラン : 想定月間走行距離500kmまで定額
このようになっている。自分の走行距離に応じて、3つのプランから選べる。そのため、柔軟なプランの選択が可能だ。また、500km以下の走行距離だと、利用しやすいカーリースだ。そして、月間走行距離が500km以内であると、距離料金が発生しない定額プランも利用できる。
メンテナンスプランも選べる
エンキロの毎月のリース料金には、車検や法定点検などの費用は含まれていない。そのため、リース契約後は、これらのメンテナンス費用は自分で支払わないといけない。
ただし、メンテナンスパッケージとして、車に関するメンテナンス費用が含まれているパッケージプランも用意されている。パッケージプランは以下の3つだ。
- 車検パック
- ライトメンテパック
- フルメンテパック
車検と初回6カ月点検の費用が含まれるのが車検パックだ。法定12カ月点検の費用も含まれるのがライトメンテパック、そして、契約期間中の毎回の6カ月点検の費用も含まれるのがフルメンテパックである。どのメンテパックには、エンジンオイル補充やワイパー交換の費用も入っている。
メンテナンス費用もかけたくないという人は、このメンテナンスパッケージを選択すると良い。
■【まとめ】利用を推奨したいカーリース
エンキロは「やめとけ」というのは嘘だ。さまざまな車種が用意されているので、一度、どんな車種が選べるのか、以下のリンクからサイトを訪れてみてほしい。
エンキロ

【参考】関連記事としては「カーリースおすすめ17社比較!月額料金・評判からどれを選ぶべき?|車のサブスク」も参照。