トヨタ、米ライドシェア大手ウーバーに560億円出資 モビリティサービス「Autono-MaaS」、ウーバー自動運転キット搭載へ

筆頭株主のソフトバンクと合従連衡?


トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市/代表取締役社長:豊田章男)は2018年8月28日、自動運転技術を活用したライドシェアサービスの開発促進や市場への投入を目的に、米ライドシェア大手ウーバー・テクノロジーズとの協業を拡大することに合意したことを発表した。発表によれば、トヨタ側がウーバーに5億ドル(約560億円)を出資するという。







ウーバーに関しては、日本のソフトバンクグループが2017年に80億ドル(約9600億円)を出資して筆頭株主になっている。今回のトヨタ自動車の投資によって、世界最大手のライドシェア企業を舞台に日本の巨大プレイヤー2社が急速にその距離感を近づけることになる。

トヨタの友山茂樹副社長=コネクティッドカンパニープレジデント=は報道発表で「世界最大のライドシェア企業の一つであるウーバーとの提携は、トヨタがモビリティカンパニーへと変革する上で、重要なマイルストーンになる」と強調。その上で「両社の技術とプラットフォームを連携させたライドシェアサービスは、安全で安心な自動運転モビリティサービスの実現へ向けた一つの道筋になる」とコメントしている。

発表によれば、最初の自動運転モビリティサービス「Autono-MaaS」の専用車両には、トヨタのミニバンであるシエナが採用される見込み。コネクティッドカーの情報基盤「モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)」に常時接続されるほか、ウーバーの自動運転キットとトヨタのガーディアン(高度安全運転支援)システムが搭載される予定だという。

【参考】トヨタ自動車は自動運転や次世代モビリティサービスに積極姿勢を示し続けている。詳しくは「トヨタ第二の創業(1)第11代社長、豊田章男62歳と夢の自動運転 トヨタ自動車特集—AI自動運転・コネクテッド・IT|自動運転ラボ 」も参照。







関連記事