ウーバー決算、サービス取扱高が初の1兆円超 リフト社が業界シェアで猛追、AI自動運転タクシーも事業の柱に

赤字幅は20%縮小の970億円



ライドシェア大手ウーバーテクノロジーズ(Uber Technologies)が2018年8月15日、2018年4〜6月期決算を発表した。ライドシェア事業や料理配達事業の売上高が拡大し、サービスの全取扱高は前年同期比41%増の120億ドル(約1兆3000億円)に達した。


同社のサービスの取扱高が1兆円を超えるのは初めて。損益自体は8億9100億円(約970億円)の赤字だが、赤字幅は前年同期と比べて約20%縮小した。ウーバーはAI自動運転車の開発を急いでおり、自動運転タクシーサービスも将来的な売上の柱にしたい考え。

米国ではウーバーを追いかけるライドシェア企業リフト(Lyft)が存在感を高めている。米国のライドシェア市場において、リフトのシェアは既に35%に達しているとの現地報道もある。


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