【速報】ライドシェア乗車数、1日3500万回 ソフトバンク傘下Uberなど4社

2017年売上7.1兆円、Uberや滴滴など



ソフトバンクグループ株式会社(本社:東京都港区)は2018年5月9日、2018年3月期の決算説明会を開催した。孫正義社長が登壇し、傘下に抱える海外ライドシェア4社の売上高や乗車回数についても説明。4社の売上高は2017年は650億ドル(約7兆1000万円)に達し、平均1日乗車回数は3500万回に上っているという。


ソフトバンクグループは傘下に世界的なライドシェア大手企業を有する。その代表格が米ライドシェア最大手「ウーバー(Uber)」で、ウーバーの発行済み株式の15%を77億ドル(約8500億円)で取得したことを2018年1月に発表している。

ソフトバンクグループはウーバーのほか、中国のライドシェア最大手「滴滴出行(DiDi Chuxing)」や東南アジア最大手の「グラブ(Grab)」、インドで普及が進むライドシェアサービス「OLA(オラ)」も束ね、世界的なライドシェア巨大ネットワークの形成に力を入れている。

決算説明会ではこの4社の2015〜2017年の年平均成長率について、売上高が140%、乗車回数が108%を記録していることも明らかにし、孫社長は「ライドシェアは自動車地図をまるごと塗り替えるくらいインパクトがあると感じている」と語った。


関連記事