高速道路での完全自動運転実現、「2025年目途」と明記 交通政策白書が閣議決定

日本版MaaSの方向性も記載



2019年度の交通政策白書が2019年6月25日、閣議決定された。「モビリティ革命~移動が変わる、変革元年~」がテーマとして取り上げられており、高速道路における完全自動運転の実現については「2025年目途」と明記した。







そのほか交通分野における自動化や無人化については、鉄道の自動運転や自動走行する小型配送ロボット、自動運航船の実用化に関する取り組みについても触れられている。日本版MaaSの方向性としては、「ユニバーサルなMaaS」「高付加価値なMaaS」「交通結節点の整備等まちづくりと連携したMaaS」と記載されている。

交通の動向として各種公共交通の利用状況も紹介されている。旅客輸送では鉄道が2005年比で14%増、乗合バスが同2%増となっているが、タクシーは同33%減と大幅にダウンしているという。

詳しい内容は「「平成30年度交通の動向」及び「令和元年度交通施策」(交通政策白書)について」からも確認できる。







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