米半導体大手エヌビディアは2019年3月19日、トヨタ自動車の子会社で自動運転技術を開発する「トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)」と協業すると発表した。
より安全な自動運転の実現に向けたもので、これまでの同分野での協業に加え、試験や検証システムに関する領域でも手を組んだ形となる。同社は協業範囲について「多様な道路状況下での数十億マイルの走行に匹敵する安全向上のためのシミュレーションが含まれています」としている。
今回の協業について、TRI-ADのジェームス・カフナー最高経営責任者(CEO)は「ソフトウェアを検証し、テストするための大規模なシミュレーションは、自動運転システムに不可欠」とコメントを発表した。
エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは「自動運転車はまもなく一般化する」と強調した上で、「自律走行の自動車を大規模に生産するには、システムのすべての要素に関して緊密な協業が必要となる」と述べている。
【参考】関連記事としては「大手メーカーと軒並み提携…エヌビディアの自動運転戦略まとめ 半導体事業核にプラットフォーマーに AI開発にも注力、トヨタ自動車も技術採用」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) December 3, 2018