自動バレーパーキングの実証実験を一般公開 日本自動車研究所が発表

東京都港区で2018年11月13~15日に



日本自動車研究所(JARI)は2018年10月23日、自動バレーバーキング機能の実証実験を11月13~15日の3日間、東京都港区台場のデックス東京ビーチ駐車場で一般公開すると発表した。この機能は自動運転実現に向けた具体的な活用ケースとして、JARIが経済産業省と国土交通省から委託を受けて開発を進めてきたもの。

バレーパーキングとは、運転手がいない車両が自動運転で駐車場内を移動し、空いている駐車スペースに収まるという仕組みだ。開発しているシステムでは、「車両」「管制センター」「駐車場インフラ」がそれぞれの役割を果たし、歩行者や一般車両がいない空間で低速自動運転よる自動バレーパーキングを実現するという。


自動バレーパーキングシステムの構成=出典:日本自動車研究所プレスリリース

実証実験では4台の乗用車が管制センターの指示に従って自動で駐車動作を終えるデモンストレーションなどが行われるという。


関連記事