自動運転ベンチャーZMP、新ロボットで警備業界に参入 「PATORO」を発表

低速自動運転モビリティの新ラインナップ





自動運転ベンチャーとして知られる株式会社ZMP(本社:東京都文京区/代表取締役社長:谷口恒)は2019年12月24日、新たな自社製品として低速自動運転技術を搭載した警備ロボット「PATORO」を発表した。

ZMPは自動運転タクシーなどを想定した自動運転カーや物流向けなどの低速自動運転モビリティを開発している。今回発表したPATOROは後者の低速自動運転モビリティに当たり、宅配ロボット「CarriRo Deli」と1人乗りロボット「Robocar Walk」に続く新たなラインナップとして追加された。







これまでのラインナップの中で最もサイズがコンパクトであることから、同社は「屋内での小回りも効くロボット」と説明している。警備機能としては、映像の監視・記録や異常音や火災の検知機能などを備えており、警備業務における省人化などに貢献しそうだ。

PATOROはそのほか、周囲の人とのコミュニケーション能力も備えているという。

■警備業務でのロボット活用、日本でも徐々に一般化

警備にロボットを使うことは、労働力不足が課題の日本では徐々に一般化されつつある。その流れを受け、警備サービスを手掛ける企業や自動運転技術を手掛ける企業による参入が相次いでおり、ZMPのその1社に数えられる。

例えば日本の綜合警備保障(ALSOK)は、2019年3月に警備員協働型警備ロボット「REBORG-Z」を発表している。同社は30年以上にわたって自律移動型ロボットの開発に取り組んできた経緯があり、REBORG-Zは空港や工場などさまざまな種類の施設向けにカスタマイズも可能なことも強みのようだ。

警備大手セコムも自律走行型巡回監視ロボット「セコムロボットX2」を発表し、注目を集めている。レーザーセンサーで自己位置を把握しながら巡回警備ができ、アームには金属探知機が内蔵されていることも特徴だ。

そのほかにも、アメリカのKnightscopeやSMPロボティクスシステムズ、イギリスのShowsec、中国の京東集団(JD)などが警備ロボットの開発を手掛けている。







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