米EV(電気自動車)大手テスラのCEO(最高経営責任者)として世界に名を馳せるイーロン・マスク氏。今年50歳を迎えたが、顔の印象からも若々しさは全く衰えていない。
若々しさを保つ秘訣とはなんだろうか。少なくとも、さまざまな大きな目標を打ち立てまくっていることは、理由の1つだろう。最近では、自動運転や宇宙事業、脳科学、そして先日は人型ロボットへの挑戦も打ち出した。
■「自動運転」にひときわ力を入れるマスク氏
中でも特に「自動運転」は、マスク氏が挑戦する中で比較的早期に実用化が見込める技術であり、同氏がひときわ力を入れている分野だ。
現在のテスラ車で実装できているのは、自動運転レベル2(部分運転自動化)相当の技術レベルにとどまっているが、テスラはデジタルマップを使わずカメラだけで自動運転を実現するという、最も人型に近いタイプの自動運転技術の確立を目指しており、確立できれば完全自動運転に最も早くたどりつくとみられる。
2020年10月からは完全自動運転向けソフトウェア「FSD(Full Self Drive)」のベータ版をテスラの顧客に有料オプションで提供している。まだ自動運転機能は搭載されていないが、いずれアップデートによってFSDが自動運転化されるはずだ。その時期に注目が集まる。
■マスク氏からアンチエイジングを学ぶ
自動運転だけではなく、脳科学の分野に対しても積極的な動きを見せているマスク氏。これまでに神経科学技術を開発するスタートアップ企業Neuralink(ニューラリンク)を立ち上げている。
Neuralinkでは、脳に直結するデバイスの開発などを目指しているとされ、マスク氏はこれまでに、脳から自動車に直接指令を出せるようになる可能性にも触れている。
と、このようにさまざまな事業に挑戦し続けていることが、マスク氏の若さに結びついていると考えられる。アンチエイジングに取り組んでいる人は、マスク氏の生き方からは学ぶべきことが多いかも?
▼テスラ公式サイト(米国)
https://www.tesla.com/
▼テスラ公式サイト(日本)
https://www.tesla.com/ja_jp
▼イーロン・マスク氏のTwitterアカウント
https://twitter.com/elonmusk
【参考】関連記事としては「AIと脳波を接続だと…? イーロンマスクの野望と自動運転とテスラ」も参照。