自動運転実用化「まずロボタクシーから」 Intelの現実解とは? モービルアイと取り組み

3つのハードルを見越して





出典:インテル社プレスリリース

米半導体大手のインテルと、インテル傘下のイスラエル企業モービルアイが、自動運転についての展望などをまとめた資料を発表した。資料の中では、自動運転業界全体の展望と両社の戦略、取り組むべき課題などが詳しく解説されている。

両社はドライバーが必要ない完全自動運転車両の実現は、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の一部として自動運転タクシーから始まると考えているようだ。







■3つの課題、自動運転タクシーなら?

資料では、完全自動運転を普及させるためには「コストの圧縮」「法規制の緩和」「高精度地図の範囲拡大」の3つの課題をクリアする必要があるが、自動運転タクシーではそれらの課題の解決のハードルが低くなることを説明している。

例えば完全自動運転を実現するためには、カメラやLiDAR(ライダー)といったセンサー、高性能なコンピューターの搭載が必要になりシステム自体が高価になるが、自動運転タクシーで収益をあげれば、そうしたコストも吸収しやすい。

また法規制についても、個人が所有する自動運転車に対する法規制よりも、自動運転タクシーの法規制の方が、整備が容易だと指摘。また自動運転で必要となる高精度なマップも、走行エリアを限定した自動運転タクシーなら、用意が必要な対象エリアも少なくすむことを説明している。

■Intelとモービルアイの現実解

こうした背景もあり、両社はまず「ロボットタクシー」の実用化に向けた取り組みに力を入れていくようだ。自動運転ビジネスにおける両社の「現実解」に今後も注目していきたい。







関連記事