自動運転が拡大牽引!画像認識市場、2027年までCAGR15.1%

レベル3、レベル4の実用化で重要性さらに高まる



出典:Report Oceanプレスリリース

調査レポートの販売事業を手掛けるReport Oceanは2021年3月19日までに、世界の画像認識市場に関する新しいレポートを発行した。

レポートによると、画像認識市場の2020〜2027年の平均成長率(CAGR)は15.1%を超えると予想されている。ちなみに2019年の市場規模は約227億6,000万ドルと評価されるという。







「画像認識」は画像に何が写っているかをコンピューターなどで識別する技術で、自動運転や画像コンテンツの検索、自立型ロボットの誘導などで活躍する。レポートでは特に北米が市場拡大をリードするとしている。

市場拡大の要因として、特筆すべきは自動運転の存在だ。自動運転では、画像認識などで認知した情報を基に走行や停止などの判断を下すため、画像認識技術は不可欠なものだ。今後レベル3、レベル4と自動運転レベルの段階を増すごとに、その重要性はさらに高まる。

■画像認識技術に注力している企業は?

自動運転や先進運転支援システム向けの画像認識技術に注力している企業は、近年増えてきている印象だ。

例えば香港企業センスタイム。画像アプリ「SNOW」の顔認識技術を手掛けたことでも知られる同社は2017年12月、自動運転システムへ適用する技術の共同開発契約を本田技術研究所と締結し、話題となった。

日本企業としてはフィーチャのほか、ベンチャー企業としてはサイバーコアなどが挙げられる。同社は自動運転業界からも注目されるAI画像解析技術を有しており、これまでにAIの国際コンペティションで2位になった実績もある。

東芝デバイスも自動運転やADAS向けに、画像認識を低消費電力で実現するAI搭載プロセッサーを開発している。同社が開発する「Visconti」は、移動体を高精度で追跡できることが強みだ。

■自動運転関連の技術、軒並み高いCAGR

自動運転関連の技術は軒並み高いCAGRで成長することが見込まれている。自動運転ラボでは以下の記事でも関連技術などのCAGRなどを紹介しているので、参考にしてほしい。

【参考】関連記事としては「ずらり2ケタ成長!自動運転関連市場の成長率が驚異的」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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