空飛ぶクルマの求人、「年収1000万」到達

プラットフォーマーも人材募集



出典:SkyDriveプレスリリース

空中の新たなモビリティ「空飛ぶクルマeVTOL)」関連の求人が、商用化を前に熱気を帯び始めているようだ。

エンジニア系、マネジメント系などその中身は多岐に渡るが、市場化への期待の高さを示すかのように、その待遇は自動運転求人を上回る勢いだ。年収1000万円超の求人も珍しくない。


空飛ぶクルマ関連の気になる求人4選を見ていこう。

編集部おすすめサービス<PR>
自動車保険 スクエアbang!(一括見積もり)
「最も安い」自動車保険を選べる!見直すなら今!
新車定額!リースナブル(車のカーリース)
お好きな車が月1万円台!頭金・初期費用なし!
車業界への転職はパソナで!(転職エージェント)
転職後の平均年収837〜1,015万円!今すぐ無料登録を
タクシーアプリは「DiDi」(配車アプリ)
クーポン超充実!「無料」のチャンスも!
編集部おすすめサービス<PR>
スクエアbang!
「最も安い」自動車保険を提案!
リースナブル
新車が月々2万円から!
パソナキャリア
転職後の平均年収837〜1,015万円
タクシーアプリDiDi
クーポンが充実!「乗車無料」チャンス
ジェイエイシーリクルートメント

■空飛ぶクルマ関連の求人4選

空飛ぶクルマの要素技術開発/ホンダ

ホンダは、「Honda eVTOL(電動垂直離着陸機)」の高度自律飛行実現に向けた要素技術の研究職を募集している。

eVTOLの高密度運航を実現するには運航システムの自動化と飛行の自律化が重要となり、自律飛行には周囲の状況を正確かつ広範囲、迅速に認識する「機体統合認識システム」が必要となる。

このため、センサーや通信情報を統合して環境を把握・監視する技術確立に向け、調査や評価、考案、キーデバイスの要素の探索を担う。まずは対応できるシーンを向上させるため、新しい認識技術に取り組んでいく方針としている。


統合認識システムとして、冗長性や安全性の構想設計を行い、統合システムの全体像を定義する。センサーフュージョンシステムの基盤構築を行うため、種々のセンサーのLowデータからパーセプションまでデータ処理を一貫統合し、3次元マップを生成する技術に取り組む。

具体的には、以下のテーマに取り組む。

  • 自律飛行システムの構想設計
  • 自律飛行ハードウェア(センサー・コントローラなど)のシステム統合設計
  • 認識アルゴリズムの統合化
  • 航路生成の自動化、知能化
  • 位置精度、時間正確性の向上
  • 機体の自動操縦制御

勤務地は埼玉県和光市で、年収は590~1090万円、一部リモートOKとしている。

空飛ぶクルマのインフラを構築/エアモビリティ

空飛ぶクルマ関連のインフラプラットフォーム「Air Mobility Service Collaboration Platform(ASCP)」の開発・運用や海外開発企業の日本市場参入支援などを手掛けるエアモビリティは、事業拡大に伴い管理部門の一部業務を担う人材を募集している。


管理部門マネジャー候補として、現任の管理部門長と分担しながら管理部門全体業務を担う。経営企画・財務(資金調達・M&A業務、予算策定、予実管理中期経営計画の策定、進捗管理)や、人事実務(各部署とのコミュニケーションとペルソナの設計、採用業務)、広報実務(プレスリリース作成・配信、自社HP・SNSの運用)、総務実務(オフィス管理、契約書管理、文書管理)など、多岐に渡る業務だ。

エンジニアとして空飛ぶクルマの開発に携わる内容ではないが、空飛ぶクルマ実用化・運航に深く関わることができる業務だ。財務・経営企画をメインに管理部門全体に携わった経験が求められる。

勤務地は東京都港区赤坂で、年収800~1200万円となっている。

空飛ぶクルマ等の次世代航空モビリティ開発/AirX

ヘリコプターによる移動サービスなどを手掛けるAirXは、eVTOLを活用した新規事業に向け、空飛ぶクルマなどの次世代航空モビリティ開発を担うフルスタックエンジニアを募集している。

必須経験・能力として、以下を挙げている。

  • React.js を用いた SPA / モバイル向けフロント開発経験
  • 状態管理(Redux、Context API など)の実務経験
  • Ruby on Rails または Node.js / TypeScript での API 設計・実装経験
  • RDBMS(MySQL、PostgreSQL 等)を用いたスキーマ設計・運用経験
  • 0→1 フェーズでの MVP 開発〜リリースまでのリード経験
  • 顧客課題をヒアリングし、仕様・機能へと落とし込む力
  • エンジニア/CS/ビジネスなど複数ステークホルダーと調整しながら進行できる力
  • 小規模チームでのテックリード、またはマネジメント経験

具体的な職務内容については不明だが、基本的にはプラットフォーマーとしてeVTOLなどの導入・サービス化に向けた開発を手掛けるものと思われる。

勤務地は東京都で、年収600~1000万円となっている。

空飛ぶクルマの事業企画/SkyDrive

空飛ぶクルマ開発を手掛けるSkyDriveは、事業企画立案・販売契約に関する業務を担う人材を募集している。

エアモビリティ事業開発部の契約・事業企画グループに所属し、営業・事業開発担当者と一体となって空飛ぶクルマの事業企画立案・販売契約に関する業務を担当する。

具体的には、以下の職務に従事する。

  • エアモビリティ事業における事業企画・事業開発業務
  • 新たな販売モデルやビジネススキームの企画立案および事業化推進
  • 国内外の顧客/パートナーとの商談に参画し、事業成立に向けた条件設計をリード
  • 価格、納期、アフターサービス、保証内容等を含む各種条件交渉および契約締結の推進
  • 契約締結後の履行管理および、必要に応じた契約変更・更新対応

製造業における営業または事業開発において、商談から契約締結まで一貫して担当した実務経験、または製造業における事業企画部での実務経験が必須となる。

勤務地は東京オフィス、大阪オフィス、県営名古屋空港ターミナルビルから希望を踏まえて決定する。想定年収は800万~1300万円となっている。

■【まとめ】空飛ぶクルマ業界は多様な人材が不可欠

ソフト開発が主体の自動運転車と異なり、空飛ぶクルマはハード面の開発もまだまだ必要で、かつ空中における飛行ルールなども未完のため、多様な人材が求められる。

計画では、2027年ごろに商用化フェーズに入ることとなっているが、おそらく実証要素が強い実装にとどまり、その後数年かけて本格運航に向け技術を磨いていくことが予想される。自律飛行に関してはさらにその先だ。

つまり、活躍の場はまだ多く残されていると言える。多くの方が新たなエアモビリティ領域にチャレンジし、業界が盛り上がっていくことに期待したい。

【参考】関連記事としては「空飛ぶクルマとは?定義は?英語で何という?実現はいつ?」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




関連記事