トヨタの自動運転移動サービス、あなたならどう企画?

企画担当者を募集中



トヨタ自動車が自動運転サービスを企画する担当者を募集している。募集要項には「モビリティサービスのシステム企画・開発から近い将来の自動運転を組み合わせたサービスのシステム企画・開発をリードして頂きます」とある。具体的な仕事内容はどんなものだろうか。


▼【東京】自動運転を見据えた国内モビリティサービス企画|doda
https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3006444125/-fm__list/

■自動運転MaaS時代を見据えて

トヨタは自動運転とMaaSを融合させた「Autono-MaaS」を、多様な企業や自治体と協創しながら推進している。Autono-MaaSを推進していくうえで、自動運転社会を見据えたモビリティサービスの企画者を正社員で募集している。

MaaS車両のサービス・事業企画としての業務内容は主に4つある。1つ目はMaaS事業者や自治体の課題・ニーズを把握してサービスを企画すること。2つ目は車両の架装企画と開発。3つ目は出資会社との協業企画、4つ目は広報渉外だ。サービス例として、e-Paletteを活用した自動運転サービスやオンデマンドサービス、医療・福祉・観光などのMaaSが挙げられている。

【参考】関連記事としては「トヨタのe-Palette(イーパレット)とは?」も参照。


■予定年収は600万〜1,400万円

必要な最終学歴は大学院、大学、高等専門学校卒以上で、事業企画実務経験とプロジェクトリーダーの経験(部分的な領域でも可)、ビジネスコミュニケーションができるレベルの英語力が必須となっている。交通事業・モビリティサービス事業や新規ビジネスモデル構築の経験があると歓迎される。予定年収は600万〜1,400万円だという。

勤務先は東京都文京区にある東京本社で、愛知県や都内、静岡県、各工場など、国内外問わず事業所や関連施設への転勤の可能性があるようだ。入社後は職位に応じてトヨタウェイや問題解決手法、工場見学など約9週間の工場での実習研修が予定されている。

■やりがいは十分、挑戦する価値あり

今までなかったサービスを新たに創り出し、今後当たり前となるような新しいライフスタイルを企画・開発する仕事は、やりがいがある。自動車業界をリードする大企業だからこそ、スケールも大きそうだ。

転職を考えている人で自動運転関連の仕事に興味があり、応募条件に当てはまる人はぜひ応募してみてはいかがだろうか。


記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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