100円自動運転サービス、あの町長(工学部卒)の街で開始!

福井県永平寺町で2020年12月22日から



出典:経済産業省プレスリリース

福井県永平寺町が2020年12月22日から、遠隔型自動運転システムによる無人自動運転移動サービスの試験運行を開始する。経済産業省が発表した。利用料金は大人が1回100円、子供が1回50円だ。

この試験運行は、福井県永平寺町が「まちづくり株式会社ZENコネクト」に業務委託して実施されるもの。自動運転機能が搭載されたヤマハ製電動カートが、自転車・歩行者専用道「永平寺参(まい)ろーど」の約2キロを自動運転で走行する。







遠隔監視室にいる遠隔監視・操作者1人が車両3台を同時に運行させる形で取り組まれ、車両の後部座席には保安要員が乗車するという。12月22~25日に運行したあと、来年3月からも運行する。

政府はモビリティ分野におけるKPI(成果目標)の1つとして「2030年までに、地域限定型の無人自動運転移動サービスが全国100か所以上で展開」と掲げており、目標達成に向けた大きな一歩といえそうだ。

■自動運転に積極的な福井県永平寺町

福井県永平寺町は、自動運転に積極的に取り組んできた自治体の1つだ。これまでに国の地方創生拠点整備交付金を活用し、全長約6キロの「永平寺参ろーど」を自動走行実験が行える環境に整備した。

2017年度からラストマイル自動運転の実証をスタートし、2018年10月からは国内初の複数台の自動運転車両と管制システムを用いた長期実証実験なども実施している。2018年3月には米テキサス州で開催された国際IT見本市には工学部出身の町長が自ら参加し、話題になった。

高齢化に伴い、地方では公共交通機関を支える人材の不足などの課題が顕著となっている。こうした状況の中、自動運転への期待度は大きい。福井県永平寺町で着実に進んでいる自動運転の取り組みは、ほかの自治体からも大いに注目されている。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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